As Time Goes By

Jazzのスタンダード曲にもなっている「As Time Goes By」の説明です。

As Time Goes By とは?

「As Time Goes By」は、ハーマン・ハプフェルドが作曲し、初めてこの曲を取り上げた映画『カサブランカ』(1942年)で歌われたことで広く知られるようになりました。

映画では、主演のハンフリー・ボガートがピアノの前でイルズァ・ロンド役のイングリッド・バーグマンに向かって歌うシーンが有名です。

この曲は、別れや再会といった感動的な瞬間を歌ったバラードです。

時間が過ぎても、相手への思いは変わらず、永遠に心に残るというメッセージが込められています。

映画『カサブランカ』のストーリーにも、主人公リックがかつて愛した女性イルズァとの再会や、彼女を自分の手で安全な場所に送り出す別れの場面が登場するなど、この曲と相性が良く、映画の人気にも一役買いました。

「As Time Goes By」は、映画『カサブランカ』の人気により、広く知られるようになり、多くのアーティストによってカバーされています。

この曲のスタンダードとしての地位は非常に高く、世界中で愛されている曲の一つです。

As Time Goes By 英語の歌詞と日本語訳

英語の歌詞と日本語訳は以下の通りです。

[Verse 1]
You must remember this
A kiss is just a kiss
A sigh is just a sigh
The fundamental things apply
As time goes by

[Verse 2]
And when two lovers woo
They still say, "I love you"
On that you can rely
No matter what the future brings
As time goes by

[Chorus]
Moonlight and love songs
Never out of date
Hearts full of passion
Jealousy and hate
Woman needs man
And man must have his mate
That no one can deny

[Verse 3]
It's still the same old story
A fight for love and glory
A case of do or die
The world will always welcome lovers
As time goes by

【日本語訳】
[ヴァース1]
あの頃のキスは
ただキスだった
ため息もただのため息
そんな基本的なことは
時が過ぎても変わらない

[ヴァース2]
恋人たちが愛を語り合うときには
まだ「愛してる」と言う
それが確かなことだ
どんな未来が来ても
時が過ぎても変わらない

[コーラス]
月明かりの下のラブソングは
いつだって時代遅れじゃない
熱情にあふれる心
嫉妬と憎しみに満ちた心
女性は男性が必要で
男性もまた女性が必要なのは
誰も否定できないことだ

[ヴァース3]
それでも同じ物語
愛と栄光をかけた戦い
生き残るか死ぬかの選択
世界はいつだって恋人たちを迎える
時が過ぎても変わらない
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