コーヒーをドリップする際に、レシピを参考にしようとすると目にする機会が多い「ブリューレシオ」について解説します。
ブリューレシオ(brew ratio)とは?
ブリューレシオ(brew ratio)は、コーヒーの抽出に使用するコーヒー豆の量と水の量の比率です。
この比率は、抽出されるコーヒーの風味や強さに大きな影響を与えます。
ブリューレシオの基本
ブリューレシオは一般的に以下のように表されます:
- ブリューレシオ = 豆の量(g):水の量(g)
一般的なブリューレシオの範囲
- 標準的なドリップコーヒー:1:15 から 1:18
- 例:コーヒー豆 20g に対して水 300ml(1:15)
- エスプレッソ:1:2 から 1:3
- 例:コーヒー豆 20g に対してエスプレッソ 40ml(1:2)
1:16が割と標準的に使われている印象があり、私自身も基準として採用しています。
ブリューレシオの調整
ブリューレシオを調整することで、コーヒーの味を自分好みにすることができます。
- 基準のブリューレシオを1:16とする
- 濃くしたい場合
- ブリューレシオを低めに(例:1:15➡1:14➡1:13…)
- 薄くしたい場合
- ブリューレシオを高めに(例:1:17➡1:18➡1:19…)
- 濃くしたい場合
実際の使用例
- フレンチプレス:コーヒー豆 30g に対して水 450ml(1:15)
- アメリカンスタイル:コーヒー豆 20g に対して水 400ml(1:20)
まとめ
ブリューレシオはコーヒーの抽出の基本となる要素で、コーヒーの風味や強さを左右します。
好みや使用する抽出方法によって適切な比率を見つけてみましょう。
様々なブリューレシオを試して、自分に合った味を探すことをお勧めします。
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