OpenCV-Python は、オープンソースのコンピュータービジョンライブラリです。
これは、画像処理、特徴検出、画像認識などのタスクを実行するためのAPIを提供し、Pythonでの画像処理アプリケーションの開発が簡単に実現します。
このライブラリは、カメラや動画のキャプチャ、画像の表示、画像の保存、画像の前処理などの機能や、特徴検出アルゴリズムや機械学習アルゴリズムなども提供します。
Pythonでmpgファイルを読み込んでGUIで動画を再生するアプリケーションを作成するには、以下のような手順でコーディングを行うことができます。
Pythonで動画を再生するサンプルコード
①Pythonで動画を扱うためのライブラリである「opencv-python」をインストールします。
pip install opencv-python
②openCVのVideoCaptureクラスを使用して、mpgファイルを読み込みます。
import cv2
cap = cv2.VideoCapture('video.mpg')
③GUIで動画を再生するために、「Tkinter」をインポートします。
import tkinter as tk
④TkinterのTk()クラスを使用して、メインウィンドウを作成し、動画を表示するためのCanvasを配置します。
root = tk.Tk()
root.geometry("500x500")
canvas = tk.Canvas(root, width=500, height=500)
canvas.place(x=0, y=0)
root.mainloop()
⑤whileループを使用して、フレームごとに動画を再生します。
while True:
ret, frame = cap.read()
if not ret:
break
cv2.imshow("Video", frame)
# 画面上でqキーが押されたら終了
if cv2.waitKey(1) & 0xFF == ord('q'):
break
⑥最後に、動画の再生が終了時のコードを追加します。
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()
ちなみに、OpenCV は、音声の出力には対応していません。
音声の出力には、別のライブラリやプログラムを使用する必要があります。
例えば、Python の pyaudio
や pydub
ライブラリを使用することで、動画の音声の出力が可能になります。
これは、大まかな流れです。詳細にはなっていませんが、参考にしてもらえると良いでしょう。