サンクコスト(日本語:埋没費用)とは、経済学や金融学の用語で、すでに発生し、回収できない費用のことです。
プロジェクトに投入された資金、時間、人的資源などのことを指し、プロジェクトの継続・中止の判断に影響を与えることがあります。
超音速旅客機開発のコンコルド計画が代表的な事例です。➡ コンコルド効果
コンコルドは、当時の旅客機と比べて2倍程度の通常速度で航行する旅客機でした。
サンクコスト効果とは、経済的に意味がなくなっても、すでに発生したサンクコストのために投資やプロジェクトを継続しようとする心理的な偏りのことを言います。
これは、非合理的な意思決定や不採算プロジェクトの存続につながる可能性があるのです。