マークダウンベースのノートアプリケーション「Obsidian」の説明です。
Obsidian とは?
Obsidianは、個人の知識管理やメモ作成を目的としたマークダウンベースのノートアプリケーションです。
Obsidianは、コンピュータ上で動作するデスクトップアプリケーションの他、macOS、Android、Linux (AppImage、Snap、Flatpak) などでも利用できます。
以下にObsidianの基本的な使い方と応用的な使い方のいくつかを紹介します:
基本的な使い方:
ノートの作成: Obsidianでは、Markdown形式でノートを作成します。
テキストを記述し、必要に応じて見出しやリスト、リンク、画像などを追加することができます。
- Obsidianをインストールして起動
- 新規作成するには
- [+新規フォルダ]ボタンをクリック
- [+新規ノート]ボタンをクリック
- ノートを入力
- ノートをマークダウンで書くことが可能
- ノートをフォルダに整理可能
- リンクを作成
- 内部リンクを使用して関連するノートを接続
- [[ページ名]]で囲うとリンクになる
- 外部リンク
- URLを貼るだけでリンクになる
- 内部リンクを使用して関連するノートを接続
Obsidianには、学習や研究を支援するさまざまなプラグインがあります。
ノート間のリンク:
Obsidianでは、ノート間でリンクを作成することができます。
他のノートに関連する情報がある場合、簡単にリンクを貼って参照できます。
内部リンク表記 | 意味 |
---|---|
[[ページ名]] | 通常の内部リンク |
[[ページ名|表記名]] | 「表記名」を指定した内部リンク |
[[ページ名#見出し]] | ページ内の「見出し」へリンク |
[[ページ名^ブロック]] | ページ内のブロック(段落)へリンク |
![[ページ名]] | 埋め込みリンク (Embed) |
[表記名](ページ名) | Markdown記法のリンク |
外部リンク表記 | 意味 |
---|---|
URL | 通常の外部リンク |
![[ファイルパス]] | 埋め込みリンク (Embed) |
[表記名](パス) | Markdown記法のリンク |
タグ付け:
ノートにはタグを付けることができます。
関連するトピックやキーワードにタグを付けることで、ノートを組織化しやすくなります。
応用的な使い方:
- ノート間の関連性の可視化:
- Obsidianは、関連するノートをグラフで表示する機能を提供しています。
- これにより、ノート間のつながりやパターンを視覚的に把握することができます。
- キーワードの検索とフィルタリング:
- Obsidianでは、キーワードを使用してノートを検索したり、フィルタリングしたりすることができます。
- 特定のトピックやアイデアを素早く見つけるのに役立ちます。
- プラグインの利用:
- Obsidianは、プラグインシステムをサポートしており、ユーザーが独自の機能や拡張を追加できます。
- 例えば、タスク管理や統計情報表示、カレンダーの統合など、さまざまなプラグインが利用可能です。
- Obsidianは、ユーザーが自身の知識を整理し、関連性を見つけやすくするためのパワフルなツールです。
- ノートの作成、組織化、検索、可視化などの機能を提供し、効率的な情報管理をサポートします。
- Obsidianで可能なこと
- 学習や研究の整理
- アイデアのブレインストーミング
- プロジェクトを計画
- 思考プロセスを記録
- 創造的な執筆
- 個人の知識ベースを作成
- 独自のWikiを作成
プラグインやテンプレートなどを駆使して様々な情報管理の方法があり、ネットや書籍で紹介されています。
既存のノートアプリよりもカスタマイズ性は高いですが、使いこなすそうとするとその分ハードルも高いですので、一度書籍などの体系的な情報に触れることをお勧めします。