VT-x とは?
VT-xは、インテルが開発した、仮想化技術のための拡張機能です。
これは、仮想化技術を使うことで、複数のオペレーティングシステムを同時に実行できるようにするために使用されます。
VT-xは、主に仮想マシンモニタ(VMM)によって使用されます。
VMMは、物理マシンを模倣する仮想マシンを作成し、複数のオペレーティングシステムを同時に実行することができます。
VT-xに対応している? 「確認方法」
自分のPCがVT-xに対応しているかどうかを確認するには、以下の手順を実行します。
Windowsシステムの場合:
- コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」を選択します。
- 「システム」をクリックし、下にスクロールしてください。
- 「システムタイプ」が「x64ベースPC」であることを確認します。
- Windows PowerShellを起動し、以下のコマンドを実行します: 「systeminfo」
- コマンドの結果に「Hyper-V要件」、「仮想化」、「第2レベルアドレス変換 (SLAT)」が「はい」であることを確認します(※)。
注意:上記の方法は一般的に動作しますが、一部のPCには異なる方法がある場合があります。
macOSシステムの場合:
- システムプロファイラを開きます。
- 「ソフトウェア」タブを選択します。
- 「64ビットカーネルと拡張機能」の下に「はい」と表示されていることを確認します。
- ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します:「sysctl -a | grep machdep.cpu.features」
- コマンドの結果に「VMX」が含まれていることを確認します。
注意:上記の方法は一般的に動作しますが、一部のPCには異なる方法がある場合があります。
※「Hyper-V の要件: ハイパーバイザーが検出されました。Hyper-V に必要な機能は表示されません。」と表示されている場合、Hyper-Vハイパーバイザーが既に有効になっているため、VT-xを使用するために必要な機能は表示されません。
また、VT-xに対応していない場合は、BIOS設定で有効にできない場合があります。