エモーショナルレイバー

第三の労働と言われている「エモーショナルレイバー」の説明です。

エモーショナルレイバーとは?

エモーショナルレイバーとは、肉体労働、頭脳労働に続く第三の労働である“感情労働”のことです。

仕事上で感情をコントロールすることで相手の期待に応え、報酬を得る労働を指す言葉です。

代表的な職業としては、販売員、客室乗務員をはじめとする接客業や、営業職、医療職、介護職、カウンセラー、オペレーター、教職などが挙げられますが、近年はそうした専門性の高い職に限らず、あらゆる職種でエモーショナルレイバーを強いられるケースが増えているそうです。

エモーショナルレイバーの注意点は?

エモーショナルレイバーは、ストレスを溜めやすく、メンタル疾患になりやすいので注意が必要です。

職場でも、きちんとした「対応マニュアル」が用意されているとか、カウンセラーが配置されているとか、スタッフのメンタルフォローが大事になります。

自分で心のリフレッシュをすることが大切で、ずっと仕事のことばかり考えてしまわないように、オンとオフをうまく切り替えていきましょう。

エモーショナルレイバーの対処法は?

エモーショナルレイバーは前頭葉が関わっていますし、前頭葉を鍛えることでメンタルが強い脳を作ることができます。

  • 前頭葉の役割
    • 今に注意を向ける
    • 何かを解釈する(仕事の意味を考える)
    • 感情の制御(アンガーマネージメント) 
    • エモーショナルレイバー(感情労働)

日々の生活の中でさまざまな問題が起こってきますが、まず最初に、自分でコントロール「できる」ことと「できない」ことを分けることが必要です。

自分で解決できることは解決すればよいだけです。

解決できないことは悩んだり、問題を受け入れられないと思っても、ストレスが増大するだけで無意味です。

解決できないことは、そのまま受け入れれば、ストレスと感じないようになります。

それでもやはりストレスが溜まるものですから、その場合はDMN(デフォルトモードネットワーク)を働かせて、脳を整えましょう。

ボーっとすることで、DMNが活性化して、脳の状態を整えてくれます。

  • 自分で解決できる問題
    • 問題を解決すればよい
  • 自分で解決できない問題
    • 受け入れられない➡ストレスが増大する
    • 受け入れる➡ストレスを感じなくなる
      • 多少はストレスが溜まる
        • DMNで解決➡ボーっとする時間を作る

以下の記事も参照してください。

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