コーヒーのドリップで使用するペーパーフィルターは「漂白」と「無漂白」の2種類で、それぞれに特徴があり、どちらが良いかはお好みやこだわりによって異なります。
(私を含め)スペシャリティーコーヒーの風味を追求する人は「漂白」された白いフィルターを使います。コーヒーの風味よりも「環境を配慮」「見た目重視」な人は「無漂白」を選ぶのかもしれません。
なんとなく見た目の「おしゃれ感」で未晒しの茶色いフィルターを選び、コーヒーが「何か美味しくない・・・」ということにならないようにこの記事を読んで参考にしてください。
漂白フィルター
- 特徴:
- 白いフィルターが一般的
- リグニンと呼ばれる成分を除去
- 紙臭さが少なく、コーヒー本来の味を引き出しやすい
- 酸素漂白剤を使用しており、安全性が高い
- メリット:
- コーヒーの味をクリアに楽しめる
- 紙臭さが気になる方におすすめ
- デメリット:
- 環境への配慮を重視する方には不向きな場合も
無漂白フィルター
- 特徴:
- 未晒しとも呼ばれ、自然な茶色をしている
- リグニンが残っている
- わずかに紙臭さを感じる
- メリット:
- 環境に優しい
- 紙の風合いを感じられる(見た目)
- デメリット:
- 紙臭さが気になる
- コーヒーの味に影響を与える
どちらを選ぶべきか
どちらが良いかを選ぶ際は、以下の点を考慮してみてください。
その他
- 酸素漂白
- 漂白フィルターに使用される酸素漂白剤は、安全性が高い
- ダイオキシンなどの有害物質を発生させない
- 漂白フィルターに使用される酸素漂白剤は、安全性が高い
- 湯通し
- 無漂白フィルターを使用する際は
- 最初に熱湯を注いで紙臭さを軽減させる「湯通し」を行うことがおすすめ
- 無漂白フィルターを使用する際は
まとめ
- 漂白フィルターは、コーヒーの味をクリアに楽しみたい方におすすめ。
- 無漂白フィルターは、環境に優しく、素材本来の味を楽しみたい方におすすめ。
どちらを選ぶかは、個人の好みやこだわりによって異なります。
ぜひ、両方のフィルターを試して、自分にとって最適なフィルターを見つけてみてください。