今回は↓こちらの記事のつづきになります。
🎹鍵盤楽器が脳の活性化に特におすすめ
楽器演奏が脳を活性化するって聞いて何か楽器を始めたくなったけど
何がおすすめなの?
おすすめはズバリ「鍵盤楽器」です!
「脳の活性化」のために楽器を始めるという観点で書いていきます。
ほかの楽器でおすすめは?
これから楽器を始めようという方は、ぜひ続きをお読みください。
見落としがちな視点から楽器選びについてアドバイスいたします。
盲点:大きな音を出せる環境がある?
どんな楽器を始めたいのか、まだ決まっていないのなら、じつは「大きな音を出せるかどうか」が楽器選びの決めてになります。
- いつでも好きな時に部屋で練習できるか?
アパートや密集した住宅街などの場合、楽器の音が結構漏れて、近所迷惑になり、苦情が来る場合もあります。
- 楽器を買ったけど、練習できる場所が無い
- 限られた時間しか練習できない
- スタジオやカラオケボックスに行くの面倒だし、お金がかかる
となると、だんだんモチベーションが下がり、結局買った楽器を飾っておくだけになってしまいます。
あー!!いるよ~友達に~
部屋の隅にギターを飾っててほこりかぶってたし、
あれ、ぜったい弾いてないよ~(笑)
結構、あるあるだよね。
- 大きな音が出せる環境がある➔どんな楽器でも大丈夫
- 大きな音が出せない➔小さい音で練習できる楽器を選ぶ
「思い立ったらすぐに弾ける状態」を確保できるかどうかが、継続の決め手です。
小さい音の楽器
- 生楽器:ウクレレ、オカリナ、
- 電子楽器(音量を絞るかヘッドフォン):キーボード、エレキギター、エレキベース
これらの楽器は昼間なら問題なく部屋で練習できますが、夜は同居している家族から苦情が出る可能性があります。
アパートなどは、ご近所が苦情を言ってこなくても、実はうるさく感じているかもしれないので、注意が必要です。
意外な盲点「キーボードのカタカタ音」
意外に盲点なのが、キーボードをヘッドフォンで聴きながら練習している場合。
🎧ヘッドフォンだから夜中でも大丈夫?
いいえ!「キーボードのカタカタ音がうるさい」と家族から苦情が出る場合があります。
キーボードを買うときに、打鍵時や離鍵時に「カタカタ音」が出にくい機種か確認した方が良いでしょう。
少し大きな音が出てしまう楽器
- 生楽器:ギター、リコーダー(リコーダーは高音が大きな音)
- 電子楽器はアンプやスピーカーで音を出と、大きな音になるので要注意
例えば生ギターは昼間ならなんとか部屋で練習できますが、夜は厳しいかもしれません。
生ギターでも、ボディが小さい方が多少は小さめの音です。
🎸エレキギターは生ギターほど共鳴しないので、アンプにつながなければ小さな音です。
フレーズを練習するだけならアンプなしでも可能です。
アンプによっては、小音量だといい音が出ない場合があります。
楽器を購入する際の注意点
楽器を購入する際は、その楽器を弾ける人と一緒に行って、試し弾きをしてから選ぶと良いでしょう。
誰も身近にいなければ、店員さんに試し弾きしてもらうとか、ある程度上手な人が弾いたときの音質や響きかたをチェックしてください。
あまり安い楽器を購入すると音程や音がイマイチで、モチベーションが下がり、結局続かなくなります。
ある程度の基準を満たした楽器を選びましょう。
防音室が必要なほど大きな音が出る楽器は?
- サックス・トランペットなど金管楽器
- ドラム(電子ドラムもパッドを叩く音が結構響く)
🎷サックスなど金管楽器は、昼間であっても部屋で鳴らすのはちょっと厳しい。
近所から苦情が来る可能性がありますので、スタジオ、カラオケボックス、河川敷、広い公園、周りに民家の無い場所などを確保する必要があります。
いちいちスタジオやカラオケボックスに出かけて練習となると、よっぽどモチベーションが高くないと続きません。
自宅に防音室があれば・・・と、楽器を始めると、誰もが一度は考えるものです。
「防音室」は結構お金がかかる
じゃあ
部屋を防音室にすればいいんじゃない?
どうしても大きな音が出てしまう楽器
サックスやドラムなどを選びたい場合は
防音室も含めて検討する必要があります。
たしかに、部屋を防音室にすれば、どんな大きな音が出る楽器でも気兼ねなく、夜中でもいつでも練習したいときに練習できるから、「思い立ったらすぐに弾ける状態」ですよね。
お金に余裕があるなら、ぜひご検討ください。
ただし、
素人が中途半端に防音すると、費用をかけた割に「音漏れする」ということはよくあります。
やはり、専門的に防音を手掛けているプロにお願いするか、ユニットタイプ防音室の購入がおすすめです。
組み立て式の防音室
このような組み立て式の防音室もあります。本格的とまではいきませんが、お値段もかなりお手頃で、組み立ても簡単だとか。(20万円弱 送料無料 2022/3/29現在)
楽器別のメリット・デメリットは?
以上を踏まえて、メリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
- 「キーボード」:維持費ほぼ不要。チューニング不要。両手が別の動き→脳トレに最適。
- 「ウクレレなど弦楽器」:より小さい音で弾くことが可能。
- 「リコーダー」:簡単に始められる。直観的に音程が出せる。
- 「オカリナ」:簡単に始められる。直観的に音程が出せる。
デメリット
- 「キーボード」:夜中の練習は鍵盤の「カタカタ音」に注意。場所を取る。
- 「ウクレレなど弦楽器」:要調弦。要弦交換。👉維持費とメンテナンスが掛かる。
- 「リコーダー」:音域が割と狭い。半音を多用する曲は運指の難易度が上がる。
- 「オカリナ」:音域が狭く、調が決まっている。
- 「金管楽器」:音が大きい。良い音が出せるまでに期間が掛かる。
- 「ハーモニカ」:意外とむずかしい。小さいボディの割に大きく響く音。
結論:「キーボード」と「弦楽器」がおすすめ
繰り返しますが、神経科学的な研究結果に基づき、脳を活性化する度合いが高い楽器のおすすめです。
そして、それと同時に、一般的な家庭の練習環境も考慮しています。それに当てはまらない環境の場合でも、判断できるような書き方をしていますので、参考にしながらご判断いただければと思います。
結論は、環境を気にせず始めやすい楽器で、1番のおすすめは「キーボード」、2番目がサイレントギター、3番目がウクレレなど小さめの弦楽器です。
アコースティックギターでも、ミニタイプのものやサイレントタイプのものが出ていますね。
共鳴するボディの部分が小さければ小さいほど響きも抑えられます。
どの程度の音量が許容できるかによりますので、実際の響き方を楽器店などで確認してご検討ください。
両手で一音鳴らす「オカリナ」や「リコーダー」などと違い、両手で複数の音やリズムを操る「キーボード」が「脳トレ」の面で最強だと思います。
ウクレレも、左手と右手の役割が違うので、キーボードほど複雑ではないですが、手軽に始められて、すぐにそこそこのレベルで弾けるので達成感が得られます。
慣れてきたら、コードを弾きながら歌うと、より脳が活性化されます。
ギターならクラシックを練習すると伴奏とメロディーが複雑に絡み合って進行するので、脳が活性化されますが、ハードルはかなり高めですね。
もう少し簡単な楽器でお願いします
もう少し簡単な楽器でお願いします
では「カリンバ」を紹介
はい、では「カリンバ」を知っていますか?
親指ピアノとも呼ばれていますが、両手の親指だけでアルペジオの伴奏をしながらメロディーを奏でる、以下のような楽器です。
17キータイプが割とポプラ―です。
21キータイプはさらに演奏の幅が広がりますが、17キータイプと比べると幅があり重いです。
両手で伴奏とメロディーを紡ぎだす感じの奏法ですので、リコーダーよりも脳を活性化しますね。
カリンバは元々アフリカの楽器ですが、一般的に販売されているカリンバは平均律でチューニングするので、おなじみの曲を演奏可能ですよ。
ふ~ん。これなら私にも出来そう
ではまたお会いしましょう
ありがとうございました。
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