プログラミング言語のObjective-Cの解説です。
Objective-C とは?
Objective-Cとは、C言語にSmalltalk風のオブジェクト指向機能を追加したプログラミング言語です。
主にMacやiOSのアプリケーション開発に使われています。
導入方法(インストール、環境構築)
Objective-Cは、Mac OS Xにデフォルトでインストールされているため、別途インストールする必要はありません。
ただし、開発に必要なXcodeをインストールする必要があります。
Xcodeは、Mac App Storeからダウンロードすることができます。インストールが完了したら、Objective-Cの開発ができるようになります。
使い方(サンプルコード)
以下は、Objective-CでHello, World!を表示するためのサンプルコードです。
#import <Foundation/Foundation.h>
int main(int argc, const char * argv[]) {
@autoreleasepool {
NSLog(@"Hello, World!");
}
return 0;
}
Objective-Cは、C言語と同じようにコンパイルして実行することができます。
VSCodeでObjective-Cを動作させるための手順
Objective-Cの開発には、Xcodeが必要です。
そのため、VSCodeでObjective-Cの開発を行う場合は、Xcodeを利用する必要があります。
- まず、Xcodeをインストールする
- その後、VSCodeに「C/C++ for Visual Studio Code」という拡張機能をインストール
- 次に、Objective-Cのプロジェクトを作成し、VSCodeで開く
- この時、プロジェクトのフォルダに移動して、以下のコマンドを実行する
xcode-select --install
Xcodeのコマンドラインツールがインストールされ、Objective-Cの開発がVSCodeで行えるようになる
以上が、Objective-Cの概要、導入方法、使い方、およびVSCodeでの動作手順になります。