メガネ型のウェアラブルデバイス「ARグラス」の解説と製品の紹介です。
ARグラスとは?
ARグラスとは、メガネ型のウェアラブルデバイスで、現実世界にバーチャル情報を重ねて表示する機能を備えています。
ARグラスの主な特徴は、以下のとおりです。
- 現実世界とバーチャル世界を融合した体験が可能
- 視線や頭の動きに合わせて、バーチャル情報を自由に操作できる
- スマートフォンやPC、ゲーム機などと接続して使用できる
ARグラスは、映画やゲーム、ビジネス、教育など、さまざまなシーンで活用が期待されるデバイスです。
ARグラスの可能性
ARグラスは、まだ発展途上の製品ですが、今後の普及が期待されますね。
ARグラスの具体的な使い方としては、以下のようなものが挙げられます。
- 映画やドラマなどの映像コンテンツを、まるで映画館にいるような感覚で鑑賞する
- ゲームを、より臨場感のある体験で楽しむ
- ビジネスプレゼンテーションや遠隔会議で、より効果的なコミュニケーションを実現する
- 教育の現場で、学習コンテンツをよりわかりやすく理解できるようにする
また、ARグラスは、さまざまなアプリや機能を開発することで、その可能性がさらに広がります。
例えば、以下のようなアプリや機能が開発されれば、ARグラスの活用の幅はさらに広がっていくことでしょう。
- 翻訳アプリ:
- 仮想映像に表示されたテキストを、リアルタイムで翻訳する
- ナビゲーションアプリ:
- 仮想映像に表示されたナビゲーション情報を参考にして、目的地にたどり着く
- ショッピングアプリ:
- 仮想映像に表示された商品を、実際に手に取って見たような感覚で購入する
今後、ARグラスがどのように活用されていくのか、注目していきたいですね。
次の項目では、お求め安い価格帯の製品を2つ紹介していきます(2023年11月現在)。
ARグラス:「Rokid Air」
Rokid Airは、中国のAR技術企業であるRokidが開発した、ウェアラブルモニターグラスです。
2021年11月にクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行販売され、2022年8月から一般販売が開始されました。
Rokid Airの主な特徴は、以下のとおりです。
- 120インチ相当のフルHDデュアルディスプレイを搭載
- 視野43度
- コントラスト比:100000:1
- 解像度1920×1080×2
- 輝度1800nitで、高精細で明るい映像を表示可能
- リフレッシュレート:75Hz
- スマートフォンやPC、ゲーム機などと接続して使用可能
- 重量85gで、軽量で快適に装着可能
- ピント調節機能:裸眼でOK!
Rokid Airは、映画やゲーム、ビジネス、教育など、さまざまなシーンで活用することができます。
映画やゲームでは、仮想の大画面で迫力のある映像を楽しむことができます。
ビジネスでは、プレゼンテーションや遠隔会議などの用途に使用できます。教育では、学習コンテンツをよりわかりやすく理解するために使用できます。
Rokid Airは、ARグラスの普及を牽引する製品として、今後も注目される存在となるでしょう。
具体的な使い方としては、以下のようなものが挙げられます。
- 映画やドラマなどの映像コンテンツを、まるで映画館にいるような感覚で鑑賞する
- ゲームを、より臨場感のある体験で楽しむ
- ビジネスプレゼンテーションや遠隔会議で、より効果的なコミュニケーションを実現する
- 教育の現場で、学習コンテンツをよりわかりやすく理解できるようにする
私はこの商品を購入して、しばらく使用していますので、簡単にレポートしてみます。
Rokid Airでの鑑賞に向いている映像
Rokid AirでYoutubeやアマゾンプライムなどの映像をいくつか見ましたが、ARのメリットを感じるポイントがいくつかあることを感じました。
- 4K以上の高画質映像
- 奥行のある映像
- 自然の映像
- ドローン空撮映像
- 臨場感ある映像
- 徒歩の街歩き映像
- 花火や天体などの広画角な映像
- SF・アクション・ファンタジーなどの映画作品
- 奥行のある映像
その場にいるような臨場感で、映像に引き込まれる感覚を味わうには、高画質で臨場感のある映像コンテンツを選んでみると良いでしょう。
ARグラスの周りから光が入り込まないように、部屋を暗くすると、より没入感を感じることができますよ。
Rokid Airは裸眼でOK!
左右独立のピント調整ノブがあり、裸眼でも画面の文字がハッキリ・クッキリ見えます。
ただし、「乱視」の補正機能はありません。
私の場合「近視」だけでなく「乱視」もあり、多少のピンボケはありますが、裸眼で文字はちゃんと読めます。
バーチャルな距離と実際の距離が違うので、乱視の影響が比較的出にくいようです。
また、目がリラックスした状態でピントが合っているので、長時間の視聴でも「目が疲れた」と感じたことはありません。
プロジェクターよりきれいな映像
以前、プロジェクターで部屋の壁に大画面を映し出して楽しんでいました。
プロジェクターは家族と一緒に視聴できるというメリットがありますよね。
でも鮮明なコントラストにこだわって映像を楽しみたい場合は、部屋を真っ暗にする必要がありますし、セッティングもなかなか大変。
壁のクロスがざらざらだったり、真っ白ではないことがほとんどなので、文字が不鮮明になりがち。
かといって、120インチ以上の巨大スクリーンを購入という選択肢も、金銭面・設置の手間、場所などを考えるとなかなか面倒です。
しかし、Rokid Airを手に入れてからは、手軽に高画質な大画面を堪能できて大変満足しています。
もうプロジェクターには戻れません!
もしあなたがプロジェクターに不満を抱えているなら、ARグラスを試してみることをおすすめします。
また、プロジェクターの購入をご検討で、一人で視聴する用途なら、ARグラスも選択肢として考えると良いでしょう。
ARグラス:「Xreal Air」
Xreal Air(旧製品名:Nreal Air)は、中国のAR技術企業であるNrealが開発した、軽量でコンパクトなARグラスです。
2021年11月にクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行販売され、2022年8月から一般販売が開始されました。
Xreal Airの主な特徴は、以下のとおりです。
- 視野角(対角) 約46度
- 解像度1920×1080×2、高精細な映像を表示可能
- 明るさ:400Nits
- リフレッシュレート:120Hz
- スマートフォンやPC、ゲーム機などと接続して使用可能
- 重量約79g(付属品除く)で、軽量で快適に装着可能
Xreal Airは、映画やゲーム、ビジネス、教育など、さまざまなシーンで活用が考えられます。
しかし、高画質の動画を視聴することが、この製品に最もマッチしている使用方法でしょうね。
Xreal Airは、ARグラスの普及を牽引する製品として、今後も注目される存在となるでしょう。
ちなみに、上位機種:Xreal Air 2、Xreal Air Pro も販売されています。
まとめ
ARグラスは比較的手に入れやすい価格帯で販売されるようになってきています。
今後ますます高機能になり、安価になることが期待されますが、現時点でAR体験をするというメリットも十分にあると思いますよ!
この記事を最後まで読まれたということは、あなたにとって、今がその時かもしれませんね。
臨場感のある映像作品で没入感を感じながら視聴するという体験を手軽に楽しめますので、ぜひ体験してみてください。
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