
FX投資に興味があるけど、調べても難しくて・・・

じゃあ、わかりやすく、FXの基礎知識から教えるね
FXとはそもそも何なの?

FXとは外国為替(Foreign Exchange)の略です。
例えば、海外旅行に行くときに「円をドルに」換えて、帰ってきたら「ドルを円に」換えますよね。
その時の行きと帰りのドル円レートの差によって、両替の時に損得が発生することになります。
FXでどうやったら利益になるの?
例えば日本からアメリカへ旅行した場合で見てみましょう。
- 「10万円」をドルに両替して持っていった。(予備資金)
- 結局使わず、そのまま持ち帰る
- 日本に戻って円に両替したら「11万円」に!
この例の場合、行きと帰りで為替レートが利益となる方向に変動したことになりますね。
※実際の旅行の場合、この例の様な大きな利益につながりませんし、損失になる場合もあります。
投資は未来を分析して予測するスキルが必要
FXを資産運用とした場合は、分析をおこなって未来の相場を予測して取引をします。
これは、FX投資だけではなく、すべての投資に共通することです。
分析は、経済指標、経済関連のニュースによる相場の変動、チャートなどの情報を元に行います。
つまり、情報を分析して、未来を予測するスキルが要求されるということですね。
投資にはリスクが伴う
しかし、長年投資をしている人でも、相場の急激な変動を予測できずに損失を被ることもあります。
投資には必ずリスクが伴うということを覚えておく必要があります。
投資額を決める場合は、損失を被って全額を失ってしまっても大丈夫な範囲にしましょう。
投資のメリットは?
利益=メリット、損失=デメリットというお金の損得以外に、投資で得られるメリットがあります。
- 投資を通じて世の中の金融の仕組みがわかってくる
- 経済や社会の動きに伴う相場の変動がわかってくる
- 感情・情動面の管理能力の向上やその他いろいろ・・・
世の中にはリスクをある程度許容しなければ得られないことがあります。
- ノーリスク・ノーゲイン
- ローリスク・ローリターン
- ハイリスク・ハイリターン
「リスク許容度」によって見込まれるゲインやリターンが変わってきます。
リスクを低く抑えながら投資することは重要ですが、多少の損失は金融リテラシーを上げるための授業料だと考える心の余裕も必要かもしれませんね。
焦って取引をしてしまうと損失につながりますから、感情に流されず、論理的に判断して実行する能力が鍛えられます。
FX=ギャンブル?
「FX=ギャンブル」とよく言われますね。
論理的に判断して実行できる人にとっては投資ですが、感情をコントロールできない人にとってはギャンブルだということです。
ギャンブルにのめり込むタイプの人にとって、FXはギャンブルに「なり得る」ので、ご注意ください。
何故未来の相場を予測できるのか
結局、人間が取引をするので、取引の際に心理が影響し、相場に反映されます。
- 相場が上がってきたら、その波に乗って利益を得たいので買う
- 相場が下がってきたら、損失を抑えたいので売る
- 多くのトレーダーが同じような分析をして売り買いをしている
多くのトレーダーが同じような分析をして売買しているので、チャートはある程度予想通りの動きをします。
FX口座を【DMM.com証券】で新規開設

僕も実際にDMM FXで新規口座を開設してみました。
指示通りに情報を入力し、スマホからマイナンバーカードの裏表の写真を撮って送ったら割とすぐに審査が通り、早くてびっくりしました!
マイナンバーカードでFX口座新規開設(DMM)
マイナンバーカードがあれば表と裏の情報で済みますので、最速で手続きできます。
免許証などでも手続きができますが、2つ目の別の書類が必要で、少し手間が掛かりそうです。
案内が充実していて手順通り進めば良いようにできていて、説明の必要が無いので省きますね。
実際に登録という「一歩」を踏み出すことで、今まで見えてこなかった情報が見えてきますよ。
ではここからは、FX口座に登録済みという前提で話を続けていきます。
とはいっても、すぐに現金を使った実際の取引をするわけではないのでご安心ください。
まず分析方法の基礎を画面を見ながら学び、次にデモ取引、最後にやっと少額で実際の取引です。
分析方法:ファンダメンタルとテクニカル

「ファンダメンタルズ分析」は経済指標、経済関連ニュースなどを元に相場の変動を予測します。
「ファンダメンタルズ」は訳すと「経済の基礎的諸条件」です。
「テクニカル分析」は過去の値動きのチャートから「トレンド」や「パターン」を把握して今後の株価、為替動向を予想します。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析は、経済関連のニュースや投資関連の情報を得て分析していく方法です。
チャートを見てもわからないような、世界情勢による相場の大きな変動を知るために必要です。
テクニカル分析の基礎
テクニカル分析は、チャートの過去の値動きをもとに今後の値動きを予測する方法です。
この方法もユーチューバーの発信が参考になりますが、その前にある程度の予備知識が必要です。
いくつかの分析方法が存在しますが、ここでは代表的な方法をお伝えします。
トレンド系

トレンドというのは、相場の方向性という意味で、上昇トレンド、下降トレンドなどがあります。
ジグザグしていますが、大きく見ると相場の方向性が見えてくると思います。
下降する方向性があれば「下降トレンド」、上昇する方向性がある場合が「上昇トレンド」です。


かなり大づかみなコツとしては、「下降トレンド」から「上昇トレンド」に切り替わったタイミングで買い取引をすると、利益が出るということです。
「月足」「日足」「一時間足」などチャートの時間軸(X軸)を選んで表示を変えられます。
- 「月足」大きな流れをつかむ
- 「日足」や「1時間足」で具体的なトレード戦略を立てる
ということになりますが、この辺は実践しながらつかんでいく感じです。
「1分足」のように細かい設定ができる場合もありますが、あくまでも「月足」など、大きな流れが重要なので、そこを勘違いすると大きな損失につながりますのでご注意ください。
オシレーター系
オシレーター系はおもに相場の過熱度を分析する方法です。
その中でも特に覚えておきたい2つを紹介します。
MACD(マックディー)
MACDは「マックディー」と読みますが、「Moving Average Convergence Divergence」の略です。
日本語の意味は「移動平均収縮発散法」で、移動平均線をもとに分析する方法です。

上のドル円チャートで「青い線」がMACD、「オレンジの線」をシグナルと言います。
「シグナル」に対して、「MACD」が上下どちらからクロスするかによって「サイン」を見分けます。
- デッドクロス:上から下にクロス
- ゴールデンクロス:下から上にクロス
です。
RSI(アールセスアイ)
相場は「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」のように行き過ぎてしまうことがあります。
行き過ぎたら戻そうとする力が働くので、「売り」が「買い」に、「買い」が「売り」に転じます。
そのトレンドの転換点を見分けられると有利ですよね。
RSIで相場の過熱感がわかるので、「売り」「買い」の過熱の度合いを見て転換点を見極めます。
つまり、「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を見てトレンドの転換点を予測し、狙うことができます。

例えば、上昇トレンドの時に
また逆に、下降トレンドの時に
このように予測ができていれば、タイミングを逃すことがなくなり利益を得やすくなります。
他の分析方法
他にも様々な分析方法がありますが、それらは全部使わなければならない訳ではありません。
最初はMACDとRSIが使いこなせれば充分ですので、他の方法は慣れてから試してみましょう。
FXデモ取引でトレーニング

あまり知識を詰め込んで「ノウハウコレクター」になっても、実践で学ばないと身に付いていきません。
もう、最低限の知識を得たので、あとは実践しながら、足りない知識を吸収していくことが近道です。
デモ取引で慣れたら本番の取引へ
デモで慣れてコツをつかんだら、今度は本番で最初は少額から取引をしていきましょう。
しかし、ここで注意すべきことがあります。
投資の注意点
「コツをつかんだ!大丈夫!」と思った頃に、想定外の相場の変動で損失を抱えるものです。
くれぐれも自分を過信しないで、レバレッジ(※)を掛けない範囲で取引をしてくださいね。
※「自己資金(証拠金という)を担保に、何倍もの取引を可能にする制度」
預けた証拠金の○○倍のお金を取引できる仕組みのことです。 FXでは、最大25倍までのレバレッジをかけられます。
それと、お金や時間に余裕がない状態で取引すると、ちょうど良いタイミングまで待てずに損失につながります。
それに関連してもう一つ付け加えると、メンタルの強さも必要ですね。
- FXに限らず投資で資産運用するには、お金・時間・メンタルの余裕が必要
FXまとめ
- FXとは?
- 利益
- 予測スキル
- リスク
- FX口座開設
- 分析
- ファンダメンタル
- テクニカル
- トレンド系
- オシレーター系
- デモ取引
- 本番取引(注意点)
最後までお読みいただきありがとうございます!!
コメント